 |
その起源は古く、外国では紀元前から使われていたといわれていますが、日本には仏教伝来とともに伝えられました。その当時はかなりの貴重品で、宗教儀式の際に用いる以外は一部の階級にしか広まらなかったようです。
一般に普及しだしたのは大量生産が可能になった江戸時代になってからといわれています。 |
 |
中心に糸を通した型にロウを流し込み、水で冷却するという方法が一般的ですが、ロウのなかに糸を浸け出しして、だんだん太くしていく方法や、ロウの粒を圧縮して型どる方法などもあります。 |
 |
ローソクに火を点けると、炎で溶けて液体になったロウが芯の毛細管現象によって上部に導かれます。やがて炎の中心に達すると、高熱のために気化してガスになり、そこで初めて燃焼します。固体→液体→気体の反応を連続的に起こしながら燃焼しているのです。 |
 |
ローソクは、昭和28年の計量法施行以前は「匁(もんめ)」という単位で呼ばれていました(1匁=約3.75g)。従って「3号」の場合は「3匁」と呼ばれ、1本の重量で呼び名がついていました。現在の号数表示はそのときの名残りともいえるでしょう。 |
 |
ローソクの判断基準としては、見た目につやがあり、ひびや曲がりがなく、芯の長さが適当でロウが浸透していること。点火したときに油煙が出ず、ロウだれがないこと。炎の大きさが適当に安定して、明るく輝くことなどがあげられます。 |

|
火を消すときは、手であおいで消すのが礼儀とされています。吹いて消すものではないと言われているのは、神聖であるべき仏壇の前で息を吹きかけることは不作法とされているからです。 |