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ハーブの香り

▼ハーブの基礎3∴ハーブの原産地∴

和のハーブといわれているみつばやしそなどは、日本の気候に合っているのですが、
海外が原産地の場合は、その特徴を学ぶ事は大事でしょう。
そして、その環境に近くなるように努力したいものですね。
人間に合わせるのではなく、ハーブに合わせて育てると、ハーブたちも幸せでしょうね。
■地中海沿岸地方

エジプト、イスラエル、ヨルダン、ギリシャ、イタリア、フランス、スペインのあた りが地域です。
偏西風や暖流の影響で冬は7〜8℃、夏は25℃と涼しく乾燥しています。
降水量は、夏は少なく、冬は多いほうです。
水分が蒸発しないように、乾燥に強い葉に毛が生えているセージ、ラベンダーと、葉 が堅く濃い緑色をしているオリーブ、ベイ、ローズマリー、マートル、タイムなどの 常緑樹があります。
他には、マジョラム、フェンネル、ディル、サラダバーネット、サボリー、オリス、 サントリーナ、タラゴン、カモマイル、マロウなど多くのハーブがあります。
このタイプを日本で育てる場合は、梅雨から夏にかけての高温多湿に気をつけること が大切です。
■ヨーロッパ中緯度地方

イギリス、ドイツ、北欧あたりの地域。 この地域も偏西風の影響を受けて、夏は涼しく、湿度は高くなります。
比較的寒さに強いですが、日本の高温多湿を嫌います。 ローマンカモミール、タンジー、ヤロウ、キャットニップ、クリーピングタイム、レ モンバーム、リンデン、ホップ、ルバーブなど。
地中海地方のハーブに比べると葉は柔らかいです。
水もちのよい土作りをしましょう。
赤玉土や腐葉土をたっぷりと混ぜましょう。 水分を切らさないように注意します。
   
■東南アジア、中南米、アフリカ、熱帯アジア

この地方は、スコールが降ります。
一年を通じて雨が多く、平均気温が20℃を越えています。
温度が高く、日射が強いため、常緑広葉樹ばかりです。
熱さや多湿には強いのですが、寒さを嫌います。 日本では秋から冬の間の管理に注意しましょう。 軒下に移動するか、室内、もしくはビニール温室にいれましょう。
このタイプのハーブは、バジル、レモングラス、レモンバーベナ、パイナップルセー ジ、ナスタチウム、ジャスミン、ターメリック、ジンジャー、ゼラニウムなど。

■東アジア、日本

夏は熱帯のように高温多湿になり、冬は寒く乾燥気味となります。
ローズ、アサツキ、ガーリック、ドクダミ、シソ、ベルガモット、エキナセナ、ミツ バ、サンショウ、ワサビ、パションフラワーなどがあります。
ハーブ図鑑
レモンバーム
Melissa officinalis
セイヨウヤマハッカ(和)、メリッサ(別)、バーム(英)

特徴:
ヨーロッパ南部、小アジア原産 シソ科 多年草 草丈40〜60cm 開花期6〜7月 属名のメリッサは、みつばちの意味で、みつばちがこの花の蜜を好むので、名づけられました。
このハーブは人間より長きすると言われていました。
若返り、脳の活性化にいいとされ、うつ病を治し、気分を快活にします。
葉は、レモンの香りがあり、毛があって、葉脈がしっかりと見えます。
葉の縁はぎざぎざ。
太陽に当て、乾燥した土で育てると、色が黄色くなり香りがきつくなります。
乾燥した葉は、香りが減り、医療効果も減少。
花は小さく2つずつ咲きます。色は薄い黄色。
夏から秋にかけて咲きます。白から薄い青へと色が変わる楽しみがあります。
種は、つやがあり、長さ1mm。 ゴールデンレモンバーム、オーレウムレモンバーム、レモンバームシトロネラなど。

育て方:
春か秋に種をまくか、株分けでふやします。 生育は旺盛で、半球状になって茂ります。
種蒔きは4〜6月もしくは、9〜10月
もう少し詳しい育て方: ミントと似た栽培方法です。
・土
水はけがいい、湿り気のある土を好みます。
例として、赤玉2:腐葉土3:バーミキュライト5の割合。
もちろんハーブブレンド土でもok。
・種まき 春か秋に。随時間引きを行い、苗が10cmくらいになったら、株間を40cmくらいにあけて定植。
・場所 やや日陰に
地下茎が伸びますので、鉢か、枠植えしましょう。
冬に葉を利用したいときは、鉢あげしてから室内に。
鉢あげは、本葉6〜8枚のときに4〜5号鉢に1本ずつ。 ・日ごろの管理 痛んだ葉や茎をまめに切り取ると、新しい芽がすぐに出てきます。
挿し木でも株分けでも育ちます。
・水遣り
定植直後は、たっぷりとお水をやります。
根付いたら乾かさないように。
・剪定
多いきって根元近くでばっさりと刈り込みます。

利用法:
鎮静剤として古くから、ヒステリー、神経症の頭痛や消化不良などに用いています。 この葉をお茶や料理に使う他、ポプリやスリープピローの材料に。 病気の人へのお見舞いに、このハーブを。元気が出ます。ハーブの汁は、家具のつや出しに。

美容に:
スイスでは不老長寿のハーブとして知られています。 お茶にするとさっぱりとしていて消化を助けます。 香には気分を鎮め、元気にさせてくれる効果があります。 モーニングバスにもどうぞ。
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